ブログが重いときに出来るWordPress高速化の方法とプラグインの種類

2017年12月2日

ワードプレスブログを運営していると、次第にブログが重たくなり表示速度が気になってきます。そんな中で出来ることは色々ありますが、どのような対策をとればいいのか知りたい人は多いと思います。

ページ読み込みが遅いとユーザーの離脱が高くなるのは、誰もが知っていることです。実際に自分もそうですからね。ここではブログを少しでも軽くするための対策を紹介していきますので、参考にしてみてください。

基本編

宇宙

やはり最低限のことをしておかないと、当然ブログは軽くなりませんから、まずはポイントを押さえておきましょう。ポイントをいくつか挙げると

  • レンタルサーバーのグレードアップ
  • 画像最適化
  • プラグインの見直し
  • htacessの編集

などが挙げられます。もちろん対策をする前には、必ずバックアップを取っておきましょう。

バックアップ以外に使える方法は下記で紹介しています。

レンタルサーバー

ある程度アクセスが増えるとレンタルサーバーの変更やグレードアップが必要となってきます。しかしこれが面倒と言えます。

なので本気でブログ運営をするなら、初めから拡張性が高い(グレードが豊富)なレンタルサーバーを選んでおきましょう。

おすすめなのはwpXクラウドで、月額500円からできて初期費用が要らないというおすすめスペックと言えます。そしてスピードもかなりイケています。このブログも先ほどwpXクラウドに変更しました。

まあレンタルサーバー変更のことは、ここではこれぐらいにしておき、いよいよ本題に入っていきます。

画像最適化

ワードプレスには様々な画像圧縮プラグインがあります。一例をあげると

などが挙げられます。サーバーによっては使えないプラグインもあるので、不具合等が発生したら使用をやめておきましょう。

Compress JPEG & PNG imagesを作ったのはあの画像圧縮ツールTinyPNGですから、少し動作は遅いですが使ってみる価値はあると思います。

画像の圧縮レベルをKBでいえば最高で60KBぐらいが限界レベルと感じています。80KB以上を超えるとPageSpeed Insightsからもう少し圧縮しなさいと言われるので、60KB以下に圧縮していきましょう。

そのほかでは、サムネイル画像を加工一括修正してくれるRegenerate Thumbnailsを使えば、サムネイル画像の圧縮もしてくれるので画像の最適化が図れます。

しかしあるブログでこれを使用した場合、サムネイルで使った画像がほとんどピンボケ(記事内の画像は問題なし)したので、一応注意して使いましょう。

プラグインの見直し

プラグインを入れまくると間違いなく動作が遅くなります。なのでプラグインが原因で、スピードが遅くなっているかどうかをチェックできる便利なプラグインPlugin Performance Profilerがあります。

これはチェックした後削除すればよいので、まさに神レベルのプラグインと言えます。

意外に知られていないのが、どのブログでも使われている人気記事の表示をしてくれるwordpress-popular-postsもブログを重たくする原因となっています。

しかしこのプラグインの凄いところは、設定→ツールを選ぶと二つの項目が出てきます。

  1. レスポンシブ対応:画像キャッシュを空にする
  2. 最下段から二番目のキャッシュを空にする

この二つを定期的にクリアしていけば、ブログも軽くなります。要するに定期メンテナンスをしていきましょう。ということですね。

またこのブログでも使用しているCount per Dayもブログの動作を重たくする原因の一つです。対策は下記記事に書いていますので参考にしてみてください。

そのほかにはGoogleがスマホ表示の高速化で推奨しているプラグインAMPを入れる方法があるのですが、これをいれると広告類もAMP対応しないといけないので、それを貼りかえる覚悟がある人は導入していきましょう。

PageSpeed Insights対策プラグイン

PageSpeed Insightsは、ブログの表示スピードを点数化してくれるツールなのですが、いろいろ対策をしても素人には難しいものばかりです。

そんな中PageSpeed Insightsのスコアを改善してくれるプラグインは

  • Autoptimize
  • Speed Up – JavaScript To Footer

の二つがメジャーとなります。しかしこれらは色々お使いのテーマに不具合を発生させる可能性もあるので、テーマをバックアップしてから導入しましょう。

ちなみに不具合で起きた内容は

  • メニューボタンが押しても開かない
  • ページ上部へのボタンが作動しない

などが挙げられます。ほかにもあるかもしれませんが、今のところこのブログではその他エラーは出ていません。

Speed Up – JavaScript To Footerは導入後、有効化するだけの簡単設定となっています。Autoptimizeの設定は

設定→Autoptimize→メインで下記画像が出てきます。

Autoptimizeの設定

JavaScript オプションにチェックを入れると上記の不具合が出たので、チェックを入れているのはHTML コードを最適化とCSS コードを最適化の二つだけにしています。この方法ならこのブログで不具合が出ていないので、この設定で今も運用中です。

htacessの編集

これは最もブログを破壊する可能性が高い編集なので、バックアップは必須です。まあ編集後真っ白になっても消せば済むだけなので、最初にhtacessの記述をすべてコピペして、メモ帳に貼った後編集すればすぐ戻せます。

これを編集するには寝ログさんの記事が参考になります。

リソースを圧縮して転送サイズを減らしブログを高速化する方法(CSS、JS、WEBフォントなどの圧縮)

このブログもSimplicity2を利用しているので、皆さんも利用してみましょう。無料でここまでできるテーマもほかにないと思います。

これももしブログが真っ白になった場合は、小分けで記述を貼っていくなど工夫すればうまくいくと思います。

小分け方法は

#ブラウザキャッシュの設定


#
と#の上の部分で区切るとよいでしょう。

まとめ

以上が、ブログが重いときに出来るWordPress高速化の方法とプラグインの種類でした。

そのほかにもキャッシュ系のプラグインも多くあるのですが、不具合も多いのでここでは紹介していません。wpXクラウドを使えば必要ないといえば必要ないですからね。

後は上記を実践した後にPageSpeed Insightsなどで点数チェックをしてみましょう。